■人間性の素晴らしさもケタ違い

「2018年の『週刊文春』(文藝春秋)で明かされているんですが、中学生時代の白石は同級生にから悪質ないじめを受けて、不登校気味だった。

 しかし、その理由は“いじめられていたクラスメイトをかばったから”だといいます。中学時代から、他人を思いやる人だったんですね。高校時代は保育士を目指していたことからも、面倒見の良さがうかがえます」(前出の女性誌記者)

 乃木坂46として活躍してからも、その性格の良さがわかるエピソードは、多く語られている。

 「2018年12月に、白石は右手を負傷してしまったんですが、握手会を欠席することはなく、右手で対応しました。右手だけとはいえ“ずっきゅん”ポーズをしたり、手を振ったり、サービス精神にあふれていたことが、ファンの間では語り草です。当時は“うれしいけど、早く治ってね”という温かい声も多くみられました。

 今回の引退延期についても、ケンドーコバヤシ(47)は4月28日の『ABEMAPrime』(ABEMA)で、“お別れの挨拶をしたいから延期、というのは“ファンファースト”、アイドルの鑑ですよ”と絶賛しています」(前同)

 乃木坂メンバーの間でも慕われており、卒業を表明した際は、多くのメンバーが彼女への思い出を語っていた。

井上小百合(25)は1月10日にブログで、白石に関する感謝を綴っていました。井上が新人時代、厳しいレッスンで体調が悪くなった際に、白石はわざわざ私服を掛けて、救護してくれたそうです。大園桃子(20)も、白石に食事に誘われたり、お古の洋服をもらっていたことを、やはりブログで明かしていました。そのほかにも、数多くの乃木坂メンバーが、ブログなどで、

“白石は面倒見がよくて、優しい人だった”

 という趣旨のコメントを寄せています」(前同)

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