■まさかの二重生活
朝を迎えると、男性がスーツ姿で、外に出てきた。
「男性はこれから出勤といった様子で、妻は手を振って、男性を見送りました。ほどなくして、妻はアパートから出てきましたが、先ほどまでのラフな服装から、自宅を出たときと同じ、きらびやかな服装に着替えていたんです。その後は、車に乗り込んで、自宅まで一直線で戻っていきました。その後、2〜3回、同じ調査を続けましたが、妻の行動パターンは全く同じ。つまり、昼と夜で、夫とG県の男性とのもとで、二重生活を送っていたんです」(村山氏)
昼と夜で、自分の相手の男性を切り替える生活。探偵が調査結果を報告すると、夫は「どっちが夫かわからない」とつぶやいたという。2人の男を手玉にとった魔性の女とも言うべき妻。夫の悲しみの大きさは計り知れない――。
(※実在の個人・企業・団体等の特定を避けるため、一部情報を編集部で加工しています)