出川哲郎
出川哲郎

 出川哲朗(56)が90年代に放送されていた人気バラエティ番組『進め!電波少年』(日本テレビ系)に出演していた頃のエピソードを明かし、ラジオリスナーを驚かせたようだ。

 この発言があったのは、4月28日放送のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)でのこと。まず、番組パーソナリティの伊集院光(52)が出川のデビュー当時を振り返り、“抱かれたくない男1位”から現在の人気キャラになったことについて、「どういう実感なんですか?」と質問した。

 すると、出川は『電波少年』に出演していた頃はロケ中にチーマーが集まってきて収録できなかったり、チーマーが毎晩自宅に来て「おい、出川遊ぼうぜ」と言いながらドアチャイムを鳴らされ、「地獄の生活だった」と振り返ると、現在は「めちゃめちゃ天国ですよ。ありがたいしかない」と語った。

 また、出川は、チーマーの訪問が続いたとき、耐えきれずに一度外に出て「いい加減にしてくれ。だいたい、なんでウチが分かったんだよ?」と言ったという。そして、チーマーたちが「松村に聞いたんだよ」と言い、松村邦洋(52)が自宅の住所をバラしたと暴露した。

 当時、松村は毎晩、自宅に来ていたチーマーに「もういいかげんウチ勘弁してください。代わりに出川さんの家、教えるから!」と、出川を身代わりに差し出したそうで、出川はチーマーから松村が書いた自分の家までの地図を見せられたと振り返った。

 そして、出川が「“だからオマエの家にしたんだよ”って、それからもう毎晩ですよ」とボヤくと、伊集院は当時の松村は感覚がおかしくなっていたとフォロー。松村が「アイツらヒドいんですよ。俺もう2時間話したから、帰ってほしいんですけど」と伊集院に助けを求めてきたことがあり、「え? 2時間話したんだ?」と驚いたと明かし、当時の異様な状況を振り返っていた。

「松村は『電波少年』初期の名物企画“渋谷のチーマーを更生させたい!”に出ていて、このロケの影響で、チーマーの間では、“松村は狩っていい”というイメージを持たれていました。住所や移動車のナンバープレートなどが割り出され、執拗な嫌がらせに苦しんでいたといいます」(芸能ライター)

 コンプライアンスの厳しい現在からは、考えられないことが起こっていた当時。地獄とは言いつつも、ネタになっているのだから、出川にとってはいい経験だった?

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