■有名ミュージシャンが虜に

 KANは楽曲提供のみでなく、1987年のデビュー以来、オリジナルアルバムを16枚発表するなど、シンガーソングライターとしての活動も行っている。

「KANさんのことを尊敬しているミュージシャンは多いですよ」と語るのは、レコード会社関係者。人気バンド『Mr.children』のボーカル、桜井和寿(50)も、その1人だという。

「KANさんと桜井さんは“ap bank fes”というイベントで何度か共演したほか、2006年には“パイロットとスチュワーデス”というユニットまで作って活動を共にしました。桜井さんは2007年の“ap bank fes”のステージでKANさんを“尊敬しているアーティスト”と呼んでいます。桜井さんがKANさんをいかに尊敬しているかは、たびたび話に出ていて、ファンにはお馴染みだそうです」(レコード会社関係者)

 桜井だけでなく、ほかの有名ミュージシャンたちもKANのファンを公言している。

aiko(44)さんも、以前からずっとKANさんのファンだと言い続けてますね。それから平井堅(48)さんも、KANさんが好きで、自身のアルバムに楽曲提供してもらったことがありました」(前同)

 名だたるJ−POPミュージシャンたちに愛される要因とは何なのか。

「KANさんは曲作りについて、2014年3月27日付『ぴあ関西版WEB』のインタビューで、“単純にただ詞と曲を作ってってことはないですね。いろいろ考えて考えて作品以外のところまでを組み立てて……”、“凝り性というか、こうなったらおもしろいなって思っちゃったら、それをきちっとやりたい”とコメントしています。音楽に対してのこだわりが強い。でも、独りよがりな作品になっていない。そうした部分が、ミュージシャンライクなミュージシャンのゆえんかもしれません」(同)

 前出の音楽ライターは語る。

「KANのメディア露出は以前に比べて減ったとは思います。しかし、ライブのチケットは今でも毎回争奪戦になる。ワンマンライブ以外にも、スターダスト・レビュー杉山清貴(60)らとのジョイントライブを行うなど、精力的に活動しています」

 第一線で走り続けるKAN。一発屋だと思っていた人は、試しにアルバムなどに触れてみてはいかがだろうか。

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