せいや(霜降り明星)
せいや(霜降り明星)

 最近、お笑い芸人たちの俳優としての活躍が著しい。1月期放送のドラマでは『テセウスの船』(TBS系)にせいや、『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)に粗品と、霜降り明星がコンビでそれぞれ初出演。上白石萌音佐藤健の共演で大ヒットした『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)にはミキ昴生が初出演した。また現在放送中の『浦安鉄筋家族』(テレビ東京系)には、大ブレイク中のぺこぱシュウペイが出演することも話題になった。そこで今回は10~40代の男女100人に「演技がうまい芸人」について聞いてみた。

 第3位は、霜降り明星のせいやと小籔千豊の2人が同率でランクイン。

 霜降り明星のボケ担当であるせいやは、前述の通り『テセウスの船』がドラマ初出演。初めてにして、物語に重要な人物を演じた。選んだ人からも「テセウスの船での演技が良かった。まさかの役だった」(18歳/女性/学生・フリーター)、「ふだんは面白いのに、悪人の顔ができるのがすごかった」(41歳/女性/営業・販売)、「表情によって温和な雰囲気と悪の部分を使い分けていたように感じた」(19歳/男性/学生・フリーター)と絶賛されていた。

 小籔千豊もせいやと同じく『テセウスの船』に刑事役で出演。小籔は、これまでNKH連続テレビ小説『わかば』『あまちゃん』他、多くのドラマに出演。『学校II』など、山田洋次監督の映画にも多数出演経験がある。そんな小藪には「嫌な役、嫌味な役がうまい」(38歳/女性/主婦)「テセウスの船での演技、迫力があって良かった」(22歳/女性/学生・フリーター)、「『戦力外捜査官』(日本テレビ系)での警察役が良かった」(37歳/女性/学生・フリーター)という理由が挙がっていた。

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