千葉雄大
千葉雄大

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影がストップしてしまい、多くの春ドラマが放送スタート延期や中断に見舞われている。そんな中、放送回を追うごとに注目を浴びているのが、NHKの土曜ドラマ『いいね!光源氏くん』だ。

 このドラマは、同名の漫画が原作で、『源氏物語』の主人公・光源氏(千葉雄大/31)が現代にタイムスリップ。こじらせ系OL・藤原沙織(伊藤沙莉/26)の部屋に居候するというラブコメディ。奇抜な設定のドラマだが、千葉が演じる優雅な平安貴族がイケメンかつ愛くるしく、自粛疲れが癒されると評判で、5月2日放送の第5話でも胸キュンシーンがネット上で話題になっていた。

 それはドラマ後半、婚活パーティーに参加したものの男性を光と比べてしまい、沙織が「人を見かけで判断する醜い人間」だと、自己嫌悪に陥って帰宅したシーンでのこと。

 沙織が落ち込んでいると、光は頬を両手で包み込み、「かように優しい心の持ち主が、醜いなどということがあろうか」などと語りかける。そして、泣き疲れた沙織がヒザの上で眠ってしまうと、光はほほ笑んで、頭をポンポンするのだった。

 これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「沙織ちゃんのほっぺを両手で包み込む感じ、男らしくてドキっとしたよ」「頭ポンポン、何度見ても泣いちゃう」「ゆるーい雰囲気の中にちょっぴりの切なさと胸キュンがあって30分があっという間」などと盛り上がっていた。

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