■さんまは格の違いを見せた

 今後生き残れるのは、話芸に長けたタレントや、専門的な知識を深く語れるタレントではないか、とする声も多い。

「誰も予想できない言葉をチョイスする滝沢カレン(27)や、コメントがズバッと的確なメイプル超合金カズレーザー(35)のような安定感のあるタレントは、これまで以上に重宝されるのではないでしょうか。出川哲朗(56)などは、体を張ったリアクション芸やロケ芸人として活躍してきており、アウトかな……という気もしましたが、近年は信じられないような言い間違いやハプニングを呼ぶ“奇跡の芸人”としてのほうがニーズが高まっている。『割り込んでいいですか?』でもMCを務め、ますます活躍するのではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)

 芸能界の大御所明石家さんま(64)も、4月29日の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)で、リモート収録を「これもアリやね!」と柔軟に受け入れた姿を見せている。

 生き馬の目を抜くような芸能界。リモート出演でどこまで自分をアピールすることができるか、そして変わった状況にどれだけ対応できるかが分かれ目になるだろう。ひな壇芸人の明日はどっちだーー?

あわせて読む:
・小木博明に博多大吉、コロナ禍のリモート放送に苦戦「すごいイヤ」
・「難局に強い!」テレビ東京躍進のカギは出川・松重・SMAP
・竹内涼真、外出自粛で“ヒゲだらけ”発言にファン興奮

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4