音楽プロデューサーのつんく♂(51)が5月6日に自身のブログを更新し、絵本『ねぇ、ママ?僕のお願い!』(双葉社)の発売を待たずに、YouTubeで先行公開することを発表。同日に、自身が取締役を務める事務所のYouTubeチャンネルに絵本の読み聞かせ動画を投稿した。
絵本の制作は、つんく♂にとって初の試み。昨年から取り掛かり、今年のGWの発売を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により発売は延期されていた。
つんく♂は自身のブログで「アーティストとしてせっかく出来上がった作品の発表の時期を待つ・・・」と、発売延期への思いを明かし、「どうすることが我々にとって本当のベストかを議論してまいりました。 結論を申しますと、本の発売を待たずしてYouTubeにて内容を発表させていただくことといたしました」と、異例の絵本の先行公開の経緯について述べた。
つんく♂はツイッターでも「絵本、出来たけど発売日がだいぶ先になりそうなんで、せっかくの『母の日』のお話やし、それに間に合うように動画出しのokもらってので(半ば強引ですが)アップさせてもらいます!」と告知している。
「本来の発売日を待たずに無料で絵本を公開したつんく♂の男気ある行動には、ネット上でも“すごい!ありがとうございます”“コロナウイルスに関する暗いニュースが多い中、心がほっこりしました”と感動の声が広まっています。
また、お母さんと男の子の心あたたまるストーリーには、“気付かされることがたくさんありました。心に響きます”“母の日にお母さんに感謝の気持ちを伝えたくなった”“子どもの頃を思い出して、涙がでちゃった”など、称賛の声が相次いでいます」(女性誌記者)
つんく♂は、主人公の少年の声を自身の9歳の次女が担当していることを告白。
ネット上には、「娘さんの声がとにかくかわいい!」「あたたかい色合いの絵本に、優しい声がとっても合う」などの絶賛のコメントも寄せられている。
つんく♂は「例え、ひとときであっても、笑顔とキュンが世界中に響き渡れば!とそう思っております。 どうぞ、未来が明るい未来で有りますこと、心より祈っております。 ありがとうございました」とブログでメッセージを送っている。
数々の作品を生み出してきたつんく♂。次女とのコラボで新たな名作が生まれたようだ。