■報道記者は大激怒する!

「いちにちじゅうやまみち」という読み間違いの舞台は、1991年に放送された上岡龍太郎(78)が司会のバラエティ番組『上岡龍太郎にはダマされないぞ!』(フジテレビ系)。マスコミ関係者による誤読などを紹介するコーナーでの出来事だった。

「有賀さんはフリップを持って、誤読などを紹介していくのですが、N局美人アナが“旧中山道”を“いちにちじゅうやまみち”と読み間違えた例を紹介するとき、有賀さんは“旧中山道”を“きゅうちゅうさんどう”と間違えてしまったんです。このとき、上岡さんはフォローしたのですが、後に有賀さんが“いちにちじゅうやまみち”と間違えたという誤った説が出回ってしまったようで。

 有賀さんの亡くなった際に先輩アナウンサーの山中秀樹さん(61)がツイッターで有賀アナが間違えたものではないと説明したほか、生前の有賀さんもツイッターで否定しています。ただ、あまりにもこの話が広がりすぎてしまったので、バラエティ番組で有賀さんは中山秀征さん(52)と相談して、ある時期から、“私がしたってことにしましょう”と開き直ったと明かしています」(前出のテレビ誌記者)

 前出の制作会社関係者は語る。

「有賀さんのはとんでもないとばっちりですよね。ただの読み間違いじゃなくて、漢字離れの典型例として持ち出されるときもありますから……。

 ただやっぱり、アナウンサーの読み間違いがあってはならない。ゆるいバラエティ番組ならまだ笑って許してもらえるかもしれませんが、報道のニュース番組でやったら大事です。報道の記者は心血を注いで取材し原稿を上げているので、それがまともに読まれなければ大激怒します。また今はネットがあるので、恥ずかしい誤読はすぐに拡散されますし、局の信頼にもかかわる。漢字だけでもしっかり勉強してもらいたい、そう思っているテレビマンはたくさんいますよ」

 榎並アナも、言い方はキツくても、坂上に怒られるだけなら、まだマシだったのかも?

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