■『イッテQ!』ではLINE風演出

「イモトの否定に続き、日テレもORICON NEWSの取材に対し、“そのような事実はございません”と否定しています。ですので記事自体の信憑性が問われていますが、そもそも黎明期から番組に貢献し、担当ディレクターと結婚したイモトが降板することはないと思われます。彼女にとって『イッテQ!』でのロケは、命と人生をかけてきたもの。東スポには“女優業一本に絞るため”とありましたが、同番組は芸能人・イモトの看板ですし、番組が終了するときまで、自ら降板を申し出ることはないのではないでしょうか」(制作会社関係者)

『イッテQ』の衝撃報道は否定された形だが、一方で番組はピンチを迎えているという。制作会社関係者は続ける。

「このコロナ禍において海外ロケができないということで番組の内容が相当、厳しくなっていますよね。番組タイトルにあるように同番組は海外に行くのがメインコンテンツ。それが絶たれているわけですから。現在、多くの番組ではリモートを駆使した収録を行っていますが、それが当たり前になってきつつあり、視聴者側も飽き始めている。ただそんな中、『イッテQ!』では一風変わったリモート収録を行い、話題を呼びました」

 4月19日放送の同番組では、MCを務めるウッチャンナンチャン内村光良(55)のみがスタジオ収録に参加。

 出川哲朗(56)、宮川大輔(47)、イモト、NEWS手越祐也(32)らレギュラーメンバーは電話での出演となった。

「レギュラーメンバーは『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)といった情報番組で見られるようなモニターでの出演ではなく電話での出演で、それぞれの発言がLINEの画面のように再現される演出がされました。

 この演出に、“イッテQ、まさかのグループLINE風ウケる”、“顔見えなくても仲いいの伝わってくるわ”と視聴者からは大好評。『イッテQ!』のみならず、今後多くの番組が新たなリモート収録を模索していくことになるのではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)

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