■「ジャニーさんが目指していたのと違う」

『TWENTY★TWENTY』というグループ名は、もともとは19年7月に逝去したジャニー喜多川前社長が構想していたユニットのものだった。そのジャニー前社長の遺志を引き継ぎ、今回、滝沢秀明副社長が命名したものだ、と報じられている。

「その『TWENTY★TWENTY』は、通称“トニトニ”と呼ばれていたプロジェクトで、20人+20人の40人のJr.をデビューさせる、というものでした。構想自体は2013年頃から打ち出され、2018年には、東京五輪を目指して、舞台『ジャニーズ伝説2018』にトニトニの候補生を出演させる、として、具体的なメンバー選出まで話は進んでいた。しかし、19年7月にジャニーさんが逝去してしまったことで、ストップしてしまったんです。

 それが今回復活したわけですが、Jr.ではなくてデビュー組のユニットになっていたことに対して、ファンからは“ジャニーさんが目指していたのと違う”“そんなのトニトニじゃないよね?”“名前は使うべきじゃなかった…”“本当にJr.のこと考えてる?”と、悲痛な声が上がっているんです。Jr.のデビューに向けての企画がひとつ消えてしまったわけですから、ファンの怒りももっともかもしれません」(テレビ誌記者)

 また、本来の40人とは異なる「76人」という人数にも、怒りととまどいの声が出ているという。

「15組76人ということですが、ここには、キンプリの岩橋玄樹(23)、セクゾの松島聡(22)、ヘイセイの岡本圭人(27)、SnowManの岩本照(26)の4人が含まれていないんです。岩橋と松島は病気療養中、岡本は留学、岩本は謹慎とそれぞれ事情は違いますが、ファンが、彼らはメンバーじゃないのか、という思いを抱いてしまうのも無理はない。“それぞれ大事なメンバー”“数えられてなくて許せない”といった声がSNSを中心に出ています」(前同)

 思わぬ反響を呼んでしまったが、チャリティという目的は純粋なもの。史上空前の規模となった“トニトニ”には、ぜひ成功してほしい。

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