■何をやっても東出の顔がチラついてしまう杏
杏とは逆にCMを降板、新規の仕事もないという状況に陥った東出だが、いまだにバッシングは絶えない。4月27日に東出主演の『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)が再放送された際も、“東出の顔は見たくない”“(ドラマのセリフでも)東出が愛を語るな”と、SNSでは冷ややかな声が相次いだ。
「不倫騒動が過熱していた時期の東出出演のドラマ『ケイジとケンジ』(テレビ朝日系)でも、“メインの東出がCMに映らない”という異常事態になってましたよね。局側がそうした判断をするくらい、視聴者から“東出の顔は見たくない!”というクレームがあったんでしょう。それで、問題になってくるのが、杏のCMなんです」(女性誌記者)
オードリー・若林正恭(41)が夫役として共演している三菱電機のCMがいい例だが、杏が出演するCMは“ファミリー感”あふれるものばかり。楽しげに料理を手伝う夫の若林や、義母の戸田恵子と楽しそうに食卓を囲む様子などなど、否が応でも“家庭”を想像させる。
「見ていると、実際の杏の苦境が浮かんでしまいますよね。CM内では若林がいい感じに“優しい夫”をやっているので、“若林と結婚すればよかったのに“”東出よりいい人そう“といったコメントがSNSでも見られるように、東出のことがどうしても見ている側に浮かんでしまう。杏本人にまったく落ち度がないのが気の毒でなりません」(前同)
たとえ杏が離婚を決意していても、実際には難しいのではないか、とする声もある。
「離婚すれば“家庭的な良妻”のイメージは壊れてしまいます。そうなると、これまでのようなCMに使いづらくなる。現在のようなCMを放送されている状況では、杏の離婚は非常に難しいと思います。一方で、SNSでは“CMで幸せな奥さんやってる杏見てると辛くなる”“ほんとかわいそう”と、どんなに幸せそうな役をやっても、現実がチラついてしまう、という声も実に多いです」(前同)
離婚をすれば、“妻”はできず、離婚せずに“幸せそうな妻”をやれば、悲哀を感じさせてしまう。CMは芸能人として最高のステータスのはずだが、売れまくっている杏の胸中は複雑かもしれない。