今年度の「幸運の女神」たち
今年度の「幸運の女神」たち

 10万円の補償金さえ出し渋る現政権はアテにはできない。こうなったら自分で“一攫千金”するしかない!

 今年も初夏の風物詩『ドリームジャンボ宝くじ』が、5月8日(金)から発売が開始されている。宝くじアナリストの山口旦訓氏が解説する。「ドリームの最高賞金額は1等3億円、前後賞各1億円の計5億円。同時に発売される“ミニ”も合わせれば、10万円以上の当せん本数は7440本もあるんです。今年は宝くじ販売75周年という節目の年でもありますし、狙わない手はないでしょう。しかし、ただ漫然と買っても当たるものではありません。自分の運の流れを読んで、どこに大きく張り込むかの見極めも肝心です」

 そこで今回は、山口氏の助けを借りて過去のデータを分析し、大金を手にするための方策を研究。(1)当せん者の「特徴」、(2)当たる「前兆」、(3)「運の良い都道府県」、(4)「モデルラッキーナンバー」をデータで検証し、さらには(5)ネットで購入する、という5つのステップで億万長者に近づこう。名づけて「5億円ゲット大作戦」!

 まずは(1)高額当せん者にはどんな「特徴」があるのか、みずほ銀行作成の『平成30年度宝くじ長者白書』(1000万円以上の996名)を分析してみた。同白書によれば、男性の場合、宝くじ購入歴10年以上、60歳以上、購入枚数は30枚。そして星座は乙女座、職業は会社員、イニシャルはT・Kさんが高額当せん者に多いという。30枚ということは、9000円分。1万円以内の予算でチャンスがあるのはうれしい。なお、星座では乙女座に次いで獅子座、山羊座が多く、イニシャルのベスト3は2位K・T、3位T・Tという順。「姓か名のどちらかがKかTなら、大いに期待できますね。また、これらの特徴に合致しない人でも、その特徴に該当する家族や知人に代理購入してもらったり、また、共同購入するという手もあります」(前同)

 みずほ銀行が公表している『宝くじ当せん者レポート』によれば、18年ハロウィンで1等前後賞を当てた50代男性は、妻と息子と共同購入していた。こうした手で、高額当せん者のツキにあやかろうではないか。

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