■身近なところに黒幕の噂

 2016年1月に解散危機が表面化していたSMAP。木村以外の中居正広(47)、香取慎吾(43)、草なぎ剛(45)、稲垣吾郎(46)ら4人のメンバーのジャニーズ事務所独立がささやかれており、同年8月にSMAPの解散が発表された。

「SMAP解散騒動の渦中、当初、他の4人と行動を共にするはずだった木村がジャニーズ残留を選んだ背景には、木村に事務所に残るよう助言した工藤の存在があったと各メディアで報じられました。これで木村は“裏切り者”のレッテルを貼られ、工藤も木村を後ろにいる“黒幕”としてのイメージが強く残ることになりました」(前同)

 同年9月、SMAP解散にまつわる激動が続くなか、写真週刊誌『FRIDAY』(講談社)の直撃インタビューに答えた工藤が“裏切り者”扱いに対して反論したことも話題になった。

「インタビューの序盤では工藤は口数が少なかったようですが、言いたいことがたまっていたのでしょう。取材を進めるうちに、胸の内を明かしていったようです。

 工藤は、自分がSMAP解散の黒幕と言われていることに対して“私にそんな力はないです。木村静香としてプライベートでは彼の一部ではありますが、仕事では『付属品』にもならない存在。工藤静香とSMAPは何の関係もないんだから”と否定。“どうして私たちが裏切り者呼ばわりされなきゃいけないの!”と怒りをあらわにしたそうです。本人の希望で記事にはインタビューを受ける工藤の写真は掲載されなかったものの、インタビューの1、2週間前に自宅付近で撮影された工藤の写真が載っていました」(前同)

 記事を読んだファンからは、工藤に対して「なんでベラベラ喋っちゃうかな。今は沈黙するのが1番でしょ」「あなたが話すことでキムタクのイメージがますます悪くなってること、分からないのかな」「キムタクは結婚で失敗したって言われても仕方ない。このインタビューは許せない」など、批判の声が相次いだという。

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