■「早期退職者」を募集!?
2014年12月、日本テレビホールディングスが、「ティップネス」を350億円で買収したことを発表。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、スポーツクラブ大手では退会者が続出し、新規会員登録獲得もままならない状況にあり、2020年3月期決算は軒並み減収減益。173店舗を展開するティップネスの3月期の最終損益も、前期約13億円の黒字から11億5000万円の赤字に転落した。
「東京五輪に向けて、スポーツへの興味関心、健康志向が高まっていくことを見据えてティップネスを買収したとされる日本テレビホールディングスですが、新型コロナウイルスの影響でスポーツクラブ事業の先行きが見えない状況で、経営にも大打撃を与えているようです。
そのため、日本テレビでは社員の“早期退職”を募るのではないかと聞こえてきているんです……」(民放キー局ディレクター)
現在、視聴率は絶好調、視聴率3冠王を取り続ける日本テレビが早期退職を募るかもしれないという話には、局の看板である水卜麻美アナウンサー(33)も大きな衝撃を受けるだろう。
「フリーをあきらめ、局に残って出世を目指す決意を固めたとも言われる水卜アナですが、こうしたことをきっかけに、再度フリー転身に向けて、具体的に動き出す可能性も考えられますね。早期退職者には退職金が通常よりも多めに出ますから、実際に早期退職者が募集されれば、仕事に不満や行き詰まり感を覚えている人は手を上げるのではないでしょうか。
また、どの局も、このコロナ禍で仕事をきちんとしてこなかった局員があぶり出されているといいます。日テレでもそうした面は多分にあるようで、この機会に、今後の経営を盤石にするための企業の体質改善、デトックスを図る意向もあるとも聞こえてきていますね」(前出の民放キー局ディレクター)
新型コロナウイルスの影響で、日本テレビが大規模経営改革に踏み切る!?