羽生結弦選手
羽生結弦選手

 昨シーズン、男子史上初となるジュニア&シニアの主要国際大会の完全制覇「スーパースラム」を達成し、“史上最強のスケーター”といわれる羽生結弦(25)。だが、もともとアスリートとして天才気質だったわけでなない。“食が細い”“風邪をひきやすい”という、体が資本のアスリートとして致命的な弱点を抱えていたのだ。

 そんな羽生がいかにバランスのよい体をつくり、王者になりえたのか。その秘密が今、「味の素」のホームページで披露されている。

「インタビュー記事『ビクトリープロジェクト(R)の軌跡』で明かされています。ちなみに『ビクトリープロジェクト(R)』とは、味の素が行っている、日本代表選手およびその候補選手を食でサポートするコンディショニングサポート活動のこと。羽生はソチ五輪に合わせて、2013年頃から現在まで継続してサポートを受けています。

 サポート開始当時、食事に苦手意識の強かった羽生に対して、サポートメンバーが伝えたことはたった2つ。1つめは“食べようと頑張らなくていいから、できるだけ楽しく食事改善していこう”ということ。2つめは“胃腸が動き出すタイミングが普通の人より若干遅いので、よりスムーズに食欲を引き出すために、鍋を取り入れよう”とのアドバイスだったそうです」(スポーツライター)

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