(左より)櫻井翔、二宮和也(嵐)
(左より)櫻井翔、二宮和也(嵐)

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各テレビ局では新規の撮影やロケなどの中止や延期を決定。

 5月15日には、NHKは大河ドラマ麒麟がくる』と連続テレビ小説エール』の放送を一時休止を発表。『麒麟がくる』は6月7日、『エール』は6月27日まで放送を行ったあと、それぞれ一時休止することになるという。

 バラエティ番組や情報番組でもリモート撮影に切り替えるなどの対策を講じる中、の冠番組『VS嵐』(フジテレビ系)の評判が上々だ。

 5月14日に放送された「リモート嵐―1グランプリ」では、それぞれ別空間にいる嵐のメンバーが、リモートならではのゲーム対決を繰り広げた。

『VS嵐』といえば、嵐とプラスワンゲストの「嵐チーム」と「ゲストチーム」が大がかりなセットを使ったゲームで対決する番組。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月26日からは無観客での収録となり、その後の緊急事態宣言を受け、通常の収録を続けることが難しくなっていた。

「そんな中にあって考え出されたのが、別々の空間にいる嵐のメンバーをCGで集結させるシステム。5月21日の『マイナビニュース』の取材に対し、企画・総合演出を務めるA氏は、櫻井翔(38)から“『ウゴウゴルーガ』みたいなことできないかな?”という提案を受け、このシステムを採用したと明かしています」(芸能記者)

「リモート嵐―1グランプリ」を見た視聴者からは「嵐だからなのか嵐のスタッフがスゴイのか分からないけど面白い番組にしようとするプロ意識が偉いと思う」「嵐がリモート収録CG合成で出るようになってから、他局も合成収録を面白くまとめるようになったような気がします」「今のご時世、過去の振り返りを放送してる番組が多い中、こうやってリモートで新しい番組作りをしたのはいいことだと思います」と、絶賛の声が上がっている。

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