安住紳一郎アナウンサー
安住紳一郎アナウンサー

 TBSが誇る、人気と実力を兼ね備えた安住紳一郎アナウンサー(46)。2005年からオリコンが年末に行う『好きな男性アナウンサーランキング』では、5年連続1位に輝き殿堂入りを果たしたほどの大人気アナだが、そんな安住アナが珍しくミスを犯し、「どうした安住」「珍しいな」「猿も木から落ちる?」とリスナーをざわつかせた。

「5月24日に放送された『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)の冒頭3分くらいのところで、安住アナは“マイク”と“マスク”を言い違えるという、単純なミスをしたんです。アシスタントの中澤有美子アナ(45)に指摘されるまで、気づいていませんでしたね」(放送作家)

 安住アナは、枕話として気温の話から天気予報の話をはじめ、その際も「街の木々たちが緑いっぱい」「新緑のまぶしい緑ではなく、しっかりした熟された緑」と、豊かな日本語でさすが、というほかない感想を述べたり、25日の気候について「7月並みの気温で蒸し暑い」と話す際も、「いちがつ」と「しちがつ」の聞き違いを避けるため「なながつ」と読むなど気配りも欠かさず、いつも通り好調なトークを見せていた。

「ところが、リスナーに語り掛ける際、

“私たちは、「マイク」をしながらマイクの前でお話ししています。少し、聞きづらいかも……”

 と言ってしまい、中澤アナに、”はい。マスクをしながら””マスクをしながらですね?”と即座にミスを指摘されました。テレビと違い、言葉しかないラジオだけに言い間違いは致命的。即座に指摘して訂正した中澤アナのファインプレーでしたね。指摘されたあとも、安住は何度か“えっ?”と聞き返し、“えっ、私なんて言いました?”と、ミスに気づいていない様子でした。ただ、この後には、

”「いちがつ」と聞こえるかもと思って、「なながつ」と気を使ったんですけど、こっちのほうに自分のサービス精神がガッと来ちゃって。いいこと言ったな。やっぱり俺は伝え手として、ちゃんと瞬間的な気遣いができるんだなぁ、と余韻に浸ってたら、マイクとマスクを言い間違えちゃった”と、笑いにしてリカバーする、見事な機転も見せています」(前同)

 続けて安住アナは「何回も言われてると思いますけど」と前置きして、「アクリル板が中澤さんとの間にあるものですから、ほとんどひとみ婆さん(※)みたいになるところがありますね」と、現状について説明。(※志村けんが演じるキャラクター。耳が遠く何を言われても“あんだって?”と聞き返すのがお約束)

 リスナーにはマイクを通した話者の明瞭な声が届くが、対面している自分には、中澤アナの地声しか聞こえないため、聞き取りづらい部分がある、とコロナ禍による飛沫防止対策の影響で、何度も聞き返してしまったことを解説していた。

 これについては中澤アナも「おじいさんとおばあさんみたいになっている」「目を合わせないから、なおさらコミュニケーションが難しい」と同意している。

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