■忖度の必要がないのがNHKの強み

「よく“NHKは受信料収入で成り立っているのに、視聴者からの反発は大丈夫なのか”という声もありますが、逆ですね。受信料収入で成り立っているからこそ、岡村や東出を起用できる。民放はスポンサー企業からのCM収入によって番組が成立していますが、NHKにはCMがない。スポンサー企業を気にする必要がないんです。」(専門誌記者)

 過激な視聴者は、番組ではなくスポンサー企業に「○○が出演している番組に協力するなら、商品は買わないぞ!」「○○社のイメージが悪くなるぞ」といった形で、直接クレームを入れるという。

「岡村や東出を起用した場合、そうした声が出るのは容易に想像できますよね。だから、スポンサーに気を使って民放は東出や岡村の起用をためらうのではないでしょうか。

 また、東出の場合は、妻の杏がCMに数多く出演していることも、影響しているかもしれません。さすがに、妻の杏のCMを流している番組に、東出が出るわけはにいかないでしょうからね。また、杏が所属している事務所との関係が悪化してしまったら、同じ事務所に所属する中村倫也(33)や松坂桃李(31)といった俳優たちも使いづらくなってしまう。そんなリスクを冒してまで、東出を起用するのは難しいのだと思います」(前同)

 そうした忖度を気にせずに起用できるのが、NHKの強みといえるだろう。公共放送だけに、保守的なイメージの強いNHKではあるが、『バリバラ~障害者情報バラエティー~』、『テレワークドラマ』など、実は攻めた企画を数多く放送している。

 常に意欲的な挑戦を続けるNHK。公共放送局の強みで、今後も攻めた番組を作っていただきたい。

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