■ロッチ、よゐこも…

『イッテQ』で人気コーナー“ロッチ中岡のQTube”に出演するロッチの中岡創一(41)。ロッチが東京でブレイクしたキッカケも、2008年から2009年まで内村がMCを務めていた番組『THE THREE THEATER』(フジテレビ系)だという。

「シチュエーションコントや大喜利形式のミニコーナーなどが行われていたのですが、ここでロッチは話題になりました。番組も当初は深夜の放送だったのですが、後半はプライムタイムでの放送に変わり、ロッチの知名度はさらに上昇。その後、中岡が『イッテQ』に出ていることを考えると、ロッチは内村にハマった芸人と言えますね」(前出のテレビ誌記者)

 2018年11月13日放送のバラエティ番組『ジンギス談!』(HBC北海道放送)に出演したよゐこ濱口優(48)は、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)でブレイクしたと明かしていた。

「番組で濱口は内村について、“内村さんは後輩にも本当に優しい”と説明。台本をもって内村に質問をしにいっても、“お前の思う通り好きなようにやりなさい”と言われたそうで、まるで仏様のようだったそうです。また、南原清隆(55)にも多くのアドバイスをもらったようで、2人について“南原さんはみんなが兄貴と呼んで慕ってる。内村さんは師匠”と語っていました」(前同)

 ココリコ田中直樹(49)は役者としてのブレイクのキッカケが内村との番組にあったという。

「田中は、内村がメインキャストのコント番組『LIFE!人生に捧げるコント』(NHK)のレギュラーです。この番組でさまざまなシチュエーションのコントを演じてきました。元々テレビドラマでも主演をこなしていた田中ですが、この番組出演以降は『増山超能力師事務所』(日本テレビ系)での主演など俳優としての評価が高まり、マルチタレントとしての地位がより確固たるものになりました」(前出の芸能記者)

 田中と同じく『LIFE!』のレギュラー陣であるドランクドラゴン塚地武雅(48)は、芸人としての再ブレイクが果たせたという。

「塚地はドラマ『裸の大将』(フジテレビ系)での好演もあって、俳優としての評価も獲得。しかし、俳優として活躍として名声が高まる一方で、お笑いタレントとしての仕事が伸び悩んだといいます。しかし、『LIFE!』でイカ大王というキャラを始めてからは、お笑いの仕事も上向きになったそうです。イカ大王はCDデビューするほどまで人気を得ましたし、塚地が本業のお笑いで再ブレイクするキッカケになれたといえるでしょう。

 塚地はお笑い芸人のキャリアスタートは東京ですが、生まれも育ちも大阪。芸人になる前まで就職していた会社も大阪です。そのため、塚地自身のルーツとなったのは大阪の笑いなんです。レギュラー出演していた『はねるのトびら』(フジテレビ系)などコンビで活動する機会が多かったものの、ピンの芸人としてのブレイクが出来ていなかったと言えるかもしれません。そのため、『LIFE!』がなければピンとして名声を得るのは難しかったのではないでしょうか」(前同)

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