■海外移住とインドア趣味がYouTubeに生きる?

 ヒカキンの猛プッシュに加えて、マツコがYouTuberに向いている理由があと2つある。

 以前、2019年11月16日の『マツコ会議』では、イチャイチャしている姿が人気のカップルYouTuber『なこなこチャンネル』が登場した際に、「こういう話を聞くたびにいつ引退しようかと考える。私たちの発想では若い子たちには響かないんだろうなというのは、こういう話を聞いているとすごく分かる」と、マツコがジェネレーションギャップを感じている一幕もあった。

「マツコも、もうアラフィフですからね。今年1月20日の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)では、“あと10年くらい細々と頑張って国外に脱出しようと思っている” “いろいろ考えてオーストラリアが一番いい気がしてきた”と、引退計画を話していました。

 YouTuberは自分のペースで投稿できるため、ある程度チャンネル登録者数を確保すれば、のんびり続けていく、というスタンスも不可能ではない。くわえて、“海外情報を日本語で発信する”というスタンスには需要があると思います。オーストラリアのマツコ、かなりいいんじゃないでしょうか」(前出のライター)

 マツコの嗜好も実にYouTube向きだという。

「たびたび“自分はインドア派”と主張しているマツコですが、ステイホーム期間中も、“グーグルマップを見て、脳内で区画整理をする”という一風変わった楽しみ方をしていることを、4月6日の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で明かしていました。

『マツコ会議』の冒頭で、ヒカキンと話していましたが、釣りやキャンプといったアウトドア系YouTuberが自粛で大打撃を受けたのに対し、ソロで、基本室内で完結しているヒカキンは、一部イベントが中止になった以外は平常運転だったといいます。

 マツコの場合、知識が豊富で洞察力も優れていて、単純なトーク動画でも十分に面白い。トークが面白くてインドア志向というのは、非常にYouTuber向きだと思います」(前同)

 30日の放送で、マツコが本格的にYouTuberを目指すかが分かるかも?

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