■事務所が圧力をかけることはないが……
民放キー局関係者は、「昨年７月の公取委の一件もありましたし、ジャニーズ事務所が辞めＪタレントに圧力をかけるということはありません」と話す。
２０１９年７月、元ＳＭＡＰで現在は『新しい地図』として活動する稲垣吾郎（４６）、草なぎ剛（４５）、香取慎吾（４３）の３人を番組に出演させないよう、ジャニーズ事務所がテレビ局に圧力をかけたとして、公正取引委員会に注意を受けていたと報道各社が伝えた。
「それまでも露骨な圧力というより、テレビ局や周囲の芸能関係者が過剰にジャニーズ事務所に忖度していた部分が大きかった。今後、事務所からの圧力はないとは言え、筋を通さずに辞めた錦戸、田中、田口らと現役ジャニーズタレントが共演することはできないでしょう。同じように、事実上のクビ宣告をされた手越もジャニーズタレントとの共演は難しいのではないでしょうか。
手越は日本テレビの看板バラエティ番組でもある『イッテＱ！』にも迷惑をかけたわけですからね。ＴＯＫＩＯの『ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ!!』、嵐の『嵐にしやがれ』、Ｓｅｘｙ Ｚｏｎｅの中島健人（２６）とＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの平野紫耀（２３）がＷ主演を務めるドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』などなど、民放の中でも日本テレビとジャニーズ事務所の結びつきは特に強い。退所後、数年間は『イッテＱ！』で慣れ親しんだ日本テレビに足を踏み入れることはできないかもしれませんね」（前同）
「実業家になる」と話しているという手越だが、そのままテレビに復帰することなく事務所を退所していくのだろうか――？
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