■チコちゃんブランドを守りたいワケ

 5月27日、岡村の『チコちゃん』からの降板を求める電子署名が1万件以上に達しているということについて、放送総局長は書面で「視聴者の皆様の声として重く受け止めています」と答えている。

「NHKは公共放送とはいえ、昨年の大河ドラマ『いだてん』などを見るに明らかに視聴率を気にしています。民放とは異なり、広告収入は関係ありませんが、“視聴率の低下=番組の評価が落ちている”と考えるのではないでしょうか。

 放送総局長の言葉は岡村さんの起用について、今後検討をするとも受け取れますよね……。今年は『麒麟がくる』で重要な役を演じているため、すぐの降板はないでしょうが、司会への抜擢が期待されていた『紅白』への出演は難しいでしょうね。

 また、5月13日の『週刊文春』(文藝春秋)では、岡村さんが“『チコちゃん』を続けたい”とNHKに直訴していたと報じていますが、視聴率の低下が続けば、来年はどうなっているか分からないですよね。チコちゃんは多くのグッズ展開もしているNHKを代表するキャラクターでもありますから、チコちゃんブランドが低下することはどうしても避けたいんです。ただ同時に、番組は、チコちゃんと岡村さんありきで始まったとも言われ、降板といっても誰が代役を務められるのか……」(前同)

 岡村はチコちゃんに叱ってさえもらえなくなるのかもしれない――。

あわせて読む:
・岡村隆史「50歳がんばろう」石橋貴明に決意も…「大丈夫?」の声
・岡村隆史、女性蔑視発言ギリギリセーフ!?『チコちゃん』MC継続決定!
・岡村隆史「紅白司会消滅」どころじゃない“水ダウ・クロちゃん危機”!

  1. 1
  2. 2
  3. 3