■意味深その3 松本は「絶対に解散してはいけない」と…

 元SMAP組で最後に『すべらない話』を披露したのは稲垣。『57歳(14年当時)の半同居人』の話題だった。

「稲垣を“ゴロチ”と呼ぶ、“ヒロくん”というおじさんの話です。“昔は週半分くらい遊びに来ていた”“彼専用の寝室や歯間ブラシ、タイガーバームがあった”と話し、松本らを驚かせていましたね。

 ヒロくんは30代のころは“銀座のジャッキー”の異名を持つ甘いマスクだったことや、“期限切れの稲垣の免許証を財布に入れていて、他人に見せている”という話もしたのですが、“ヒロくんというおじさんの友人がいる”ということしか知らなった香取は、横で終始困惑した表情を浮かべていました。まあ、その後、ヒロくんは中居の番組に顔出しで出演するようになるんですが、その時が初出だったんでしょうね」(前出の専門誌記者)

 それにしても、今回の放送は冒頭から意図的な編成が続いていた。

「冒頭のナレーションが“国民的スター”として稲垣と香取を映したり、中居が映った部分で“大人の事情で使えなかった話もあったり、なかったり。ベストというよりベターかも”というコメントが入りましたが、これは中居が過去、MVS(※一番よかった話に与えられる栄誉)に選ばれた『ジャニーさんの誕生日』が、今回流せないことへの詫びでもあり、アピールでもある。

 なにより、美しすぎる流れで、いちばんのキーマンともいえる木村が登場して、SMAP5人が勢ぞろいしたわけですからね。ファンの感激もひとしおではないでしょうか」(前同)

 松本はSMAP解散が報じられた直後、中居に“絶対に解散してはいけない”“誰も得しないし、バラバラになるというのはあり得ない”話していた。今回の『すべらない話』は、ある意味で松本がどうしてもやりたかった「SMAP再結成」だった、とも思えてくる。

「芸能界で友だちと言ったら中居くん」と語っている松本。SMAPがもう1回、本当に“共演”する際の懸け橋になれるかもしれないーー。

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