■国際スパイの恋人に1000万を…

 また、『カラフル』では、若手ショーモデル時代、先輩にいじめられてしまったエピソードを松村に明かしていたが、これが現代のアンミカのタフさにつながったと思われる。

「”上司にキレたこと”という話題の際、当時お茶くみをしていたアンミカに、直接お茶を渡していないのにお茶をこぼした先輩に”熱い。お前のせいや!”と言われたエピソードを披露。理不尽なキレに対してアンミカは”すみません。でも、私直接渡してないし、お湯沸かしたのはこのポット。ポットの温度が高かったのが悪いと思う”と言ったせいでいじめられた、と話していました。”素直に謝るべきだった”と反省していましたね(笑)。

 そのせいで、2人で扇形に歩くパフォーマンスの際も、傍からはアンミカがミスした風に見えるように、わざと歩数をずらすように歩かれた、と話しています。そうした経験について、”でも、そうやって強くなっていくんです”と、精神的にタフになったことを話していました」(前同)

 コメンテーターとしての「人間力」は、モデルとしての経験のほか、かつての「恋人スパイ事件」で培われた、とする声もある。

「アンミカには“34~36歳の2年間交際していた彼氏が、実は国際スパイだった”“1000万円だまし取られたうえ、暗殺されかかった”という有名なエピソードがあります。これまで、本人が何度も語っているんですが、交際中はずっと片言の日本語をしゃべっていたのに、ケンカになった際、突然、流ちょうな関西弁で“ガタガタうるさいんじゃボケ!”と怒鳴りつけられたといいます。

 17年5月7日の『しくじり先生』(テレビ朝日系)で“結婚に焦っていて、相手に疑念があっても見て見ないふりをしてしまった”と、反省しています。この強烈な失敗談こそ、現在のコメンテータとしてのスキルに生きているのではないでしょうか」(前同)

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