有村架純
有村架純

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの新作ドラマが放送延期される中、各局で過去の人気ドラマが再放送されている。5月25日からは有村架純(27)主演のドラマ『中学聖日記』(TBS系・一部地域のぞく)の特別編が再放送され、賛否の声が寄せられているようだ。

 このドラマは、2018年10月期の火曜ドラマ枠で放送された。同タイトルのマンガが原作で、片田舎の中学校に赴任した女性教師の末永聖(有村架純)が、婚約者がいながらも10歳年下の中学生、黒岩晶(岡田健史/21)と心惹かれ合う、禁断の恋を描いたもの。

 放送当時、はかなくも美しいラブストーリーが話題になり、ツイッターのトレンドワードに毎週登場していた。今回、再放送が報じられると、ドラマの公式ツイッターには「すごくうれしいです! 待ってました」「聖ちゃんと黒岩くんにまた会えるなんて!」などと、喜びの声が寄せられていた。

 しかし、第1話が放送された25日深夜、ツイッターには「カットされすぎだし、CM入りすぎて雑だし、昔の録画のやつ見たくなるレベル」「中学聖日記は描写の間とか余韻が最高だから、どのシーンもカットしちゃダメなんだよ」などと、カットされたシーンが多すぎるという批判の声が相次いだ。

 これは、67分放送の同ドラマが、59分に短縮されていたため。特にドラマ終盤で晶が聖に「好きになっちゃいました!」と告白したあと、「もう、どうしたらいいか、全然分かりません」と訴えるシーンがカットされたことへの反響が大きく、視聴者は「最後の私の大好きなセリフが」「すごく悔しい」などと、嘆きの声をあげていた。

 そして、2話以降も短縮して放送されることから、視聴者の間では、今後、どのシーンがカットされるか話題に。特に心配されていたのが第4話の終盤、夜の浜辺で晶が聖に初めてキスをするシーンだったが、5月29日の放送ではノーカットだったため「美しすぎる」「何度も見ていられる」などと、感動の声が寄せられていた。

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