木村花さん逝去、『テラハ』ショックで今夏の“逆転バチェラー”危機!の画像
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 女子プロレスラーの木村花さんが5月23日に亡くなったことを受け、木村さんが出演していた恋愛リアリティー番組『テラスハウス』(フジテレビ系/Netflix)が、現在放送中のシーズンを打ち切ることが発表された。

 木村さんの死因はまだ明らかにされていないが、3月31日の『テラスハウス』で他の出演者と口論になった場面が放送されて以降、彼女を非難する投稿がSNS上で相次いでいた。

 6月1日、元女子プロレスラーで、木村さんが所属していた女子プロ団体「スターダム」でGMを務めていた風香(35)がブログを更新し、5月30日に執り行われた木村さんの葬儀に参列したことを報告した。

 木村さんの逝去を受け、ダウンタウン松本人志(56)をはじめとする多くの著名人がSNS上での心無い発言に疑問を呈すなど、今も波紋は広がり続けている。

 5月31日には複数のスポーツ紙が、『テラスハウス』の制作会社が出演者の行動の一部を切り取るような編集を主導していたと報じている。『スポニチアネックス』によると、制作会社が撮影から編集、仕上げまでを担当し、同番組の企画を立ち上げたプロデューサーが監修をしていたという。

「『テラスハウス』はフジテレビが制作し、同局で放送されるとともにNetflixでも配信されていたのですが、報道にもあるように実際の番組づくりはフジテレビというより、制作会社が主導していたんです。

 木村さんの逝去を受け、フジテレビと制作会社上層部の間では急きょ話し合いが持たれ、今後の対応策やコンテンツをどのようにしていくかなど、慎重に協議が進められているようです」(民放キー局ディレクター)

 5月29日、『テラスハウス』を制作・放送していたフジテレビの遠藤龍之介社長は木村さんに哀悼の意を表すとともに「同番組の制作、地上波での放送、およびFODでの配信を中止するとともに、今後、十分な検証を行ってまいります」とコメントを発表している。

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