5月31日放送の『傑作!新作!さんまの夢かなえたろか特別編』(TBS系)で、明石家さんま(64)が漫画『鬼滅の刃』(集英社)についてマニアックな知識を披露する場面があり、ネット上で話題となった。
正月特番として人気の同番組だが、今回はコロナ禍で自粛を強いられている視聴者を元気づけようと、過去の傑作と新作で構成した特別編を放送。その中で、さんまは自身のファンとリモートで対面し、彼らの夢を叶えることになったのだが、最初に取り上げたリクエストが「さんまさんと『鬼滅の刃』の話がしたい」というものだった。
まずさんまは『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていた『鬼滅の刃』について、「(連載が)もう終わってしまって、“鬼滅ロス”とかいう言葉が出ている」と解説。続いて、同作品を愛読しているが『ジャンプ』の連載ではなく単行本で読んでいることを明かし、「まだ(最後まで)読み切ってないんですよ」と自身の“鬼滅ブーム”はまだ続いていると語った。
さらに、「10月に映画があるらしい」と同作品が映画化される情報を披露すると、進行役を務めるTBSの古谷有美アナウンサー(32)は「お詳しいですね!」とさんまのハマりっぷりに驚きの声を上げていた。
そして、さんまは自身のファンだという女の子(11)と男の子(8)の姉弟と、テレビ電話で通話をすることに。通話が始まると、さんまは「まだ(全20巻中の)19、20(巻)は読んでいないんですよ」と姉弟に告げ、「だから、その先は俺には言わないでね」と“ネタバレ”をしないようにお願いをした。
その後、さんまは「俺は禰豆子(ねずこ)のファンなんで。禰豆子がかわいらしくて」とお気に入りのキャラが竈門禰豆子(かまどねずこ)であることを告白したほか、登場人物の冨岡義勇が好きな食べものについて姉弟と語り合うなど、『鬼滅の刃』に関するマニアックなトークを繰り広げていた。
こうしたさんまの“鬼滅マニア”ぶりに、古谷アナだけではなく同作品のファンも驚いたようで、ネット上では「さんまさんが鬼滅の刃にめっちゃ詳しくてビックリしてるw」「18巻まで読んでるのすごww」「禰豆子推しなのか~」などといった反響が続出。
中には、「歳を重ねても新しいものを取り入れられる才能」と64歳という年齢にもかかわらず、同作品を愛読しているさんまの柔軟さを称賛する声も聞かれたが、こうした柔軟性があるからこそ、お笑い界のトップに君臨し続けられるのかもしれない。