坂上忍
坂上忍

 新型コロナウイルスで芸能人のギャラカット交渉が始まるのではないか、と6月3日付の『東スポWeb』が報じた。コロナ禍で企業の売り上げが激減し、民放テレビ局への広告出稿が減少。それが制作費削減につながり、芸能人に多額のギャラを支払う余裕がなくなるというのだ。

「実際、民放各局は東スポ報道のとおり、厳しい状況だといいます。テレビ東京の小孫茂社長(68)は2019年11月28日の会見で“東京地区の広告投下量が今世紀最大の落ち込みを記録している”とコメントしました。この時点で、すでに広告量が減っていたのに、コロナが追い打ちになってさらに減少している。放送ではACや自局が展開するサービスのCMが流れる割合が増えているのが、その証拠と言えます。先日、テレ東社員が“ウチは倒産するかも……”と冗談めいて話していましたが、経営サイドは笑えない状況にあると思います」(民放キー局関係者)

 6月2日発売の『女性自身』(光文社)の記事によると、コロナの影響で各局で広告収入が3割から7割減っているという。

「7割も落ち込んだら、民放としては死活問題。高額なギャラを削るのは仕方ないでしょうね……。すでに各局、自局のアナウンサーで代替え可能なフリーアナウンサーのリストラ、ギャラカットの交渉が始まっているといいます。さらに、『東スポWeb』によるとマツコ・デラックス(47)やウッチャンナンチャン内村光良(55)、坂上忍(53)らのギャラが高額なため、カットの対象になるのでは、と伝えています」(夕刊紙記者)

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