清原果耶
清原果耶

 女優・清原果耶(18)が、2021年上半期に放映されるNHK朝の連続テレビ小説おかえりモネ』の主役に抜擢された。『おかえりモネ』は安達奈緒子さんの脚本による、オリジナル作品。宮城県気仙沼市を舞台に、気象予報士を目指すヒロインを描く。

 主役の清原は、13歳だった15年に朝ドラ『あさが来た』で女優デビュー。18年の『なつぞら』にも出演しており、朝ドラ3作目にして大役をつかんだ格好だ。「デビュー以来、NHKの秘蔵っ子としてステップアップしています。彼女の評価を決定づけたのも、NHKで初主演した18年の『透明なゆりかご』。ピュアな見習い看護師役で好評を博し、東京ドラマアウォードの主演女優賞を受賞しています」(テレビ誌記者)

 19年1月に公開された映画『デイアンドナイト』の主役に彼女を抜擢した、同作品のプロデューサーを務めた俳優の山田孝之(35)は、「役柄のキャラクターを瞬時に汲み取ることができるし、専属契約を結びたいくらい」と絶賛。それほど彼女の演技は圧倒的なのだ。

 また清原は、国民的女優となった広瀬すず(21)と比べられることが多い。「雑誌『Seventeen』の専属モデルを務めたことや、全国高校サッカー選手権大会の10代目と14代目の応援キャラクターを2人が務めているという関係もあるんです。清原は第2の広瀬すず、と言っても過言ではありませんね」(芸能記者)

 そんな2人は『なつぞら』で生き別れた姉妹を演じた。このとき、清原の演じる妹役のキャスティングは登場日まで伏せられ、「妹役は誰なんだ」とギリギリまで引っ張る演出を取った。そして、期待以上の存在感を見せた彼女は、複雑な立場の妹役を演じきった。「これには広瀬もうかうかしていられないな、という印象を抱いた人も多かったはずです。関係者の中には、“すでに演技力では広瀬を上回っている”と断言する人もいるほどですよ」(スポーツ紙記者)

 今回の朝ドラの主役抜擢で、ますます成長していきそうな清原。芸能女優に詳しい映画評論家の秋本鉄次氏は次のように言う。「今はまだ清純派。正直、僕のような人間の視界にはまだ入ってきていません。もう5年ぐらいたって、少し崩れた役ができるようになると、色気もより出て、女優としてもっと良くなると思います」

 今が“清純派”として旬の清原。『おかえりモネ』では、そこからの脱皮はあるのか。放送が楽しみだ。

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