■死守したい番組とは?

 そんな中、渡部にはなんとしてでも復帰したい番組があるのでは、という声もある。

「渡部さんは、千葉テレビで放送されている『白黒アンジャッシュ』への復帰を最優先に考えるのではないかと。同番組はアンジャッシュにとって初めての冠番組で、彼らのブレイク前、2004年から続いている番組です。

 同番組では、ほかのバラエティ番組ではあまり見られない、アンジャッシュのツーショットトークやゲストを招いてのお笑いトーク、ゲーム企画、さらには“白黒-1グランプリ”と題した、今一番面白い自身の所属事務所の若手芸人を決める大会も恒例企画になりつつありますね。キー局の番組では見られないラフ構成で、素に近い2人のトークが見られるのも大きな魅力と言えます。

 また、独立局の番組であるにもかかわらず、明石家さんまさん(64)や霜降り明星サンドウィッチマンといった売れっ子まで幅広いゲストが登場するのも、この番組のすごいところなんです」(お笑い関係者)

 放送開始から16年。開始当初とは打って変わっ超売れっ子になった渡部だが、今でもこの番組を大切にしているという。

「6月7日に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に渡部さんは、番組終了直前に登場して、少しだけリモートで出演。司会の後藤輝基さん(45)は“レギュラーでなんでいないんですか?”と質問したところ、渡部さんは“一番大事な仕事、千葉テレビの『白黒アンジャッシュ』があって”と説明しました。『行列』と『白黒』の収録がかぶったときに、『白黒』を優先するなんて、よっぽど大切にしている証拠と言えます。冗談ではなく、渡部さんにとって一番大事なのだと思いますよ」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3