■渡部は“非・嫌悪度タレント”

『ヒルナンデス!』をはじめ、『王様のブランチ』(TBS系)や『相葉マナブ』(テレビ朝日系)、『Love music』(フジテレビ系)など、主婦層やファミリー層、シニア層がメイン視聴者の番組を中心に出演していただけに、渡部の地上波復帰は困難を極めることになるだろう。

 6月18日、日本テレビで『ヒルナンデス!』などを手掛けた総合演出の村上和彦氏は『ABEMA的ニュースショー』(ABEMA)に出演。

 自身が渡部を『ヒルナンデス!』に起用したと明かし、その理由について、「渡部の“非・嫌悪感”からだった」と語っている。

「村上氏は“女性に嫌われない番組作り”を目指し、“嫌じゃないビジュアル”、“ガツガツ前に出過ぎない”、“色々なこと知っていそう”、“感情を出すのは控えめ”といった条件がそろった渡部を起用したといいます。村上氏いわく、好感度は“この人が出ているからチャンネルを合わせる”もの、一方の“非・嫌悪度”は、“この人が映っていてもチャンネルを変えない”というもの。

 渡部は決して好感度は高くはないが、“非・嫌悪度”で言えば芸能界トップクラスのポジションにいた。どの番組も渡部の“非・嫌悪感”がほしくてキャスティングしていたと村上氏は分析しています。ただ、多目的トイレでの不倫や女性をぞんざいに扱っていたことが明らかになり、渡部の商品価値はゼロになったと言えるでしょうね」(制作会社関係者)

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