■宮迫は人気YouTuberに

 この1年、各種の問題で、地上波番組に出演できなくなった芸人が相次いでいる。

 闇営業問題で地上波を離れた雨上がり決死隊宮迫博之(50)は、今年1月にYouTuberとして芸能活動を再開。

「宮迫さんは人気YouTuberのヒカル(29)とのコラボや、YouTubeエキスパートのサポート、さらに自身の実力や頑張りもあり、チャンネル登録者数は97万人を突破。すでに売り上げは『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などに出ていた現役時代に匹敵するほどになりつつあるといいますが、動画制作に携わるスタッフが多いため、利益はそれほど出てはいないようです。

 ただ、再生回数100万回を超える動画も多数あり、YouTubeの世界では上手くいっていると言えるでしょう。しかし、宮迫さんの最終目標は地上波への復帰。CM出演は実現しましたが、所属事務所との対立はまだ解決していないでしょうから、地上波番組への出演までには、まだ時間がかかりそうです」(民放キー局ディレクター)

 後輩芸人へのパワハラ問題が取り沙汰され、今年3月に所属事務所を退所し、フリーとなったTKO木下隆行(48)もYouTubeに参入。

「4月に立ち上げた『木下プロダクション』は、2か月以上経ちましたが、チャンネル登録者数はいまだ1万5000人たらず。

 4月26日にはペットの犬のために犬小屋を作る動画をアップしたのですが、クギがベニヤ板から飛び出すなど、かなり雑な造りだったんです。この動画には1万を超える低評価がつき、“想像以上に胸糞が悪くなる映像でした……”、“動画虐待の疑いがあるので愛護団体に至急連絡しておきます”といったコメントも寄せられてしまいました。

 自身が認めた後輩へのパワハラでイメージは最悪。他のスキャンダルの疑惑もささやかれており、地上波テレビへの出演は絶望的です。これでYouTubeも厳しいとなると、収入面でもかなりキツくなってくるでしょうね」(前出の民放キー局ディレクター)

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