■過去の手紙を有言実行した2人
今回の霜降り明星も、謝罪や釈明を一切行わずに、堂々と笑いに全力で取り組んだ姿を見たリスナーからは「やりやがった。大御所でもできない切り抜け方を若手が仕掛けたのが面白い」「このご時世にあんな放送ができる覚悟と自信に感動しちゃった」「きにくい世の中に対するアンチテーゼというか、クソくらえ精神、俺らはお笑い芸人だ!という魂を感じた」と大好評だった。
「『MixChannel』限定のアフタートークで粗品が“せいやさんを労ってあげて下さい、皆様”と話していたことや、19年10月25日放送の『霜降りバラエティ』(テレビ朝日系)の『せいやを泣かせる選手権』で披露した、せいやへのコンビ愛について語った粗品の手紙について言及する人も多かったですね」(前出の専門誌記者)
粗品は、『霜降りバラエティ』でせいやに対し、
「お前が仮に、何か不祥事を起こして、全部のレギュラー番組が飛んで、CMの契約とかもなくなって、再起不能ぐらい世間からバッシングを受けても、『俺ら、めっちゃピンチやん!』って笑える自信があります」
とつづっていた。今回の『ANN0』では、まさに有言実行と言える対応をした2人。
ピンチを一転、絶大な評価を獲得した霜降り明星。かつてはテレビに押されがちだったが、ネット配信の普及で、再び注目されているラジオ。これからも楽しませてほしいーー。