サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)
サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)

 人気お笑いコンビサンドウィッチマン伊達みきお(45)と富澤たけし(46)が、6月21日の『内村&さまぁ~ず初出しトークバラエティ 笑いダネ』に出演。テレビ初出しとなるサンドウィッチマンとさまぁ~ずの意外な過去や、コンビ名の変遷秘話について語り、反響を呼んでいる。

「若手時代のサンドが、バカルディ(現さまぁ~ず)に大きな影響を受けていたのは有名な話ですが、今回は特にサンドのさまぁ~ずに対するリスペクトが掘り下げられた回でした。番組ではサンドの2人が上京当時、さまぁ~ずと同じ事務所の預かりだったんですが、当時、偶然にも事務所にいた三村マサカズ(53)が新人たちのネタ見せに参加した際、サンドを“おもしれえじゃん!”と褒めてくれた、というエピソードから紹介されましたね」(テレビ局関係者)

 三村は「若手の顔全部一緒に見える」と、当時のサンドの2人を覚えてなかったというが、当時の2人は本当にうれしかった、と振り返った。そして、番組ではサンドが大好きで、ヒマがあれば何度もマネした、というバカルディのコントの1シーンをテレビで初公開。

「99年の『バカルディライヴ 少年と犬と公園と私』で行われたショートコント『布袋』に登場したツッコミ“鳥か!”が大好きで、暇さえあれば何度もビデオを巻き戻して、マネしたそうです。今回は、伊達と富澤がそれを再現しました」(番組関係者)

「大きな袋があって、何か怪しい時計の音が聞こえる」というシチュエーション。三村(伊達)が「何か聞こえるぞ! この辺から聞こえる!」と言いながら袋に近づくと、時計の音だと思ったのは近くにいた大竹(富澤)が口で「チッチッチッチッチ……」と口ずさんでいる音だった。そこに間髪入れずに「鳥(の鳴き声)か!」とツッコむ、という10秒もないコントの1シーンだ。しかし、そこはサンドの技術ゆえか、強烈な破壊力でスタジオを爆笑の渦にほうり込んだ。

「コントで再現したサンドに対して、三村と大竹それぞれは“2人がやったほうが面白い!”“それがこんなスターになるわけだから。ありがたいですよね”とお墨付きを与えていました。サンドはこのコントから“間”を学んだそうです」(前同)

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