『梨泰院クラス』ファンがハマる!「人生が詰まった感泣韓国ドラマ」BEST3の画像
※大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』。写真:ALBUM/アフロ

 大ヒット中の韓国ドラマ『愛の不時着』『梨泰院クラス』(ともにネットフリックス)がきっかけとなり、韓国ドラマにハマる人が今、急増中だ。特に『梨泰院クラス』は男性ファンも多く、脚本や俳優陣の演技力への評価も高い。

 そこで今回は、韓国エンターテインメント情報誌『韓国TVドラマガイド』(双葉社)のチーフエディターで、年間100本以上の韓国ドラマや映画を視聴する高橋尚子さんに、『梨泰院クラス』ファンが次に見るべき、「人生哲学が満載!弱者が世の不条理と戦う感動ドラマ」ベスト3を伺った。

3位 『ミセン−未生−』

「外資系商社を舞台に、新人社員たちの奮闘と成長、中間管理職の苦悩を描いたオフィスドラマ。こちらは、2014年作とちょっと古いのですが、色褪せない名作であることは間違いありません。日本でもHey!Say!JUMP中島裕翔(26)主演でリメイクされ、話題となった作品です。

 主人公のグレは、将来を有望視されていた天才碁士で、父の死をきっかけに夢を断念し、母のツテで大手商社のインターンとなった青年。知っているのは囲碁の世界だけ、社会経験も学歴もない彼が、エリートたちの中で、囲碁のセオリーを用いながら、仕事に体当たりでぶつかり、周囲の人々の生き方まで変えていく姿は感動以外の何ものでもありません!

 ちなみに、『梨泰院クラス』と同じく大ヒット漫画が原作で、『梨泰院クラス』が“人生漫画”と称されたのに対して、こちらは“サラリーマンのバイブル”と称されました。思わずメモしたくなるセリフが満載なところも共通していますよね

 主人公のグレを演じたのは、若手演技派として名高いアイドル出身のイム・シワン(31)。社内権力や不正に立ち向かっていく姿を熱演しています。“組織とは? リーダーとは?”といった社会人哲学が描かれた、『梨泰院クラス』ファンにおススメの1本です」(高橋さん)

  1. 1
  2. 2
  3. 3