■仮面ライダーとして多くのイケメンが出演していた

「04~09年まで、仮面ライダーはオロナミンCとタイアップCMを放送していました。その後しばらくコラボは解消されていたんですが、16年の『仮面ライダーゴースト』からコラボを再開し、20年現在も最新作『ゼロワン』でCMが放送されています」(特撮ライター)

 いわゆる『平成仮面ライダー』は、若手イケメン俳優の登竜門として名高い。現在では大人気の俳優も、多く出演していた。

「代表的なところを上げると、『仮面ライダーカブト』だった水嶋ヒロ(36)が暗い部屋でサンドバッグを叩いたり、トレーニングをしながら“強さは俺の中から生まれる!”とナレーションが入る06年のCMや、暗い顔をしている子供に“負けるな。僕だって負けない!”“次の自分へ!”とさわやかな笑顔で応援する、当時『電王』だった佐藤健(31)のCMが有名ですね」(前同)

 その後08年の『キバ』で瀬戸康史(32)が子供たちに「君の宣言聞かせて!」と呼びかけて、「自転車に乗りたい」「バク転できるようになりたい!」という宣言を、屈託のない笑顔で「頑張れ!」と応援するCMを最後に、俳優顔出しのCMは終了。その後タイアップも終了し、16年の『ゴースト』まで待つことになる。

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