■大手芸能事務所が資金難に
神田が所属していた芸能事務所からは3月に栗山千明(35)が、5月には有森也実(52)も退所している。
3月26日の『文春オンライン』では、神田や栗山らが所属していた事務所が経営不振に陥っていると報じている。
記事によると、ここ最近はボーナスの支払いに遅延が生じたり、会社都合で分割払いになったりしていたという。
「屋台骨を支える主力タレントの退所が続出しているので、そういった報道が出てしまうのでしょう。ただ、神田や栗山の事務所だけではなりません。新型コロナウイルスの影響で、多くの芸能事務所が経営の危機に直面しているんです。コンサートや舞台の公演はキャンセルとなり、収益やギャラが入らない。
国立競技場でのコンサートが延期となった嵐の例もありますが、ドームや国立競技場といった、大規模会場での公演を予定していた大手の芸能事務所ほどそのダメージは大きいんです。キャンセルの違約金も痛いですが、コンサートやイベントで入るはずだったお金が入ってこなくなったのが大きい。大きな会場で公演し、そこで稼いだお金を、また次の興行につぎこむ。大規模なイベントには、資金が必要ですからね。ある種、自転車操業的なビジネスモデルでお金を回してきました。
ところが一度公演が止まれば、資金の供給が断たれ、それが続くと払うべきところにも払えない。そうして、コンサートやイベントにかかわる業種で働く人々、すべてに大きな影響が出ているんです」(芸能プロ関係者)