■給料カットや自社ビル売り出し……

 月刊誌『Voice』(PHP研究所)の2020年6月号の取材に応じた、大手芸能プロ・ホリプロの堀義貴社長は「現在は演劇制作の収入が得られない状態です。当社が主催する舞台に出演予定だったタレントに対してどう支払いをするのか、という問題もあります」、「照明や美術、衣装に携わるスタッフの仕事はどんどん失われています。(中略)エンタメ業界が現場から崩壊していく事態を、私は最も恐れています」と、現状と危機感を語っている。

「有名アーティストも所属する芸能事務所は全社員を一度解雇して、契約社員として雇い直すことが決定しているといいます。また、有名女優が所属する芸能事務所では全社員の給料が3割カットに。

 別の芸能事務所では自社ビルを売りに出すといった噂も出ている。そんな話がささやかれるくらい多くの芸能事務所が壊滅的な状況にあり、安泰という会社はないと言っても過言ではないんです」(前出の芸能プロ関係者)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4