■千葉テレビの辛辣な回答

 渡部への対応は実際、どうなっているのか。

『週刊大衆』が、渡部のレギュラーを放送する各局に取材を申し込んだところ、日本テレビとJ-WAVEは回答がなかったものの、『相葉マナブ』を放送するテレビ朝日の広報担当者は、「渡部さんは従来からレギュラー出演ではなく、“番組降板”にはあたらない」とコメント。

 また、『王様のブランチ』を放送するTBSの宣伝部は「今後渡部さんがどうするかは、事務所が決めること」と回答。そして『Love music』を放送するフジテレビは「現在出演を見合わせております。詳細についてはお答えしておりません」。『ココロ部!』を放送するNHKは、番組をウェブで配信していたものの、全削除し「配信再開の時期は未定です。代替ソフトについては、現在検討しています」としている。

 いずれも明確ではなかったものの、反応は冷たく、復帰がそう簡単ではないことを感じさせられる。

「民放キー局の復帰はともかく、千葉テレビの『白黒アンジャッシュ』だけは復帰の可能性があるのでは、と囁かれていました。独立局で視聴者の数もキー局に比べたら少ないですし、スポンサーの影響力もキー局の番組に比べればそれほどないでしょうから。それに6月30日から番組名もそのままに、児嶋一哉(47)単独で放送が再開したんです。もしかしたら、渡部の復帰のために番組を残してあげたのではないでしょうか」(前出の芸能記者)

『白黒アンジャッシュ』再開の真意とは。千葉テレビの広報担当者は丁寧な回答をくれたが、その答えは辛辣なものだった。

「アンジャッシュを番組名に残したのは、児嶋さん1人でも、アンジャッシュを続けるということです。アンジャッシュの名を残しているのは、渡部さんのためではないか、との問い合わせもありますが、彼の復帰は考慮していません。渡部さんの所属事務所から“無期限自粛”とされ、いつ解禁されるのか不明です。仮に復帰されたときに、番組に復帰するのかと問われても、あまりに先のことで、“通常そういうことは、あり得ないと思います”としか答えられません」(千葉テレビ広報担当者)

 当面アンジャッシュは児嶋が1人でやる。とはいえ、いつかは渡部が戻る可能性もあるのでは。

「この先、渡部さんがアンジャッシュとして再開するのは、所属事務所さんも“難しい”と言いますしい、こちらとしても、“無理でしょう”と思っているということです」(前同)

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