『ロンドンハーツ』が萎縮テレビ界に「コンプラ無用」「YouTube上等」の喝!の画像
田村淳(ロンドンブーツ1号2号)

 7月5日、『ロンドンハーツ 2時間スぺシャル』(テレビ朝日系)が放送され、大いに話題を呼んでいる。『落ちて汚れて笑ってドッキリ2時間スぺシャル』と銘打たれた特番は、ゲストのEXIT兼近大樹(29)、霜降り明星せいや(27)、宮下草薙草薙航基(28)に強烈な罰ゲームを仕掛けるなど終始盛り上がったが、特に視聴者の度肝を抜いたのは、番組中盤の『ロンハー落とし穴大賞』のコーナーだった。

「『ロンハー』には名物企画として、芸人をあの手この手で騙して、落とし穴に落とすドッキリがあります。これまでの全64回からグランプリを選ぶ企画だったのですが、どれもこれもコンプライアンスのギリギリというか、現在では無理! と思えるとんでもないものばかり。近年、萎縮気味なテレビ業界に真っ向勝負、という感じですね」(制作会社関係者)

 序盤はNONSTYLE井上裕介(40)や、とにかく明るい安村(38)らが「ニセ番組の撮影中に落下する」というオーソドックスな落とし穴ドッキリを紹介していたが、どんどんグレードがアップ。

千鳥ノブ(40)なんて、悲惨の一言でした。まず、“田植え体験”とダマして、ノブを田の中に作った深みの穴にハメるんですが、わざわざ千葉の荒れ地をニセ田んぼに作り変える手の込みよう。ノブも、“ノブに手間かけ過ぎじゃ!”とツッコんでいました。また、ロケ終了後に、もう一度落とし穴にハメるという鬼っぷり。私服は粉まみれになってしまい、自力で出られないノブは“手を差し伸べえ!”と何度も叫んでいましたね(笑)」(前同)

 その後も「今年4月のEXIT・りんたろー。(34)を地上から飛ばす逆バンジーさせた直後に落とし穴」「18年、霜降り明星を爆破やジャンプといった危険なカースタント体験をさせた直後に落とし穴」といった、あまりにえげつないドッキリの数々が放送された。特に、カースタントの恐怖を体験した直後、全身を震わせながら落下したせいやについて、ロンブー・田村淳(46)に、「歴史に残る」とまで言わせている。

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