■もはや前フリすら本番レベル

「コンプラが厳しくなりつつあるここ数年でもこのえげつなさです。しかも、これでまだ前半戦。その後、平成ノブシコブシ吉村崇(39)、フルーツポンチ村上健志(39)や出川哲朗(56)を対象にした、超大規模なドッキリが紹介されていくことになりました。もはや落とし穴がオマケに思えるくらい、前フリに手が込んでいましたね(笑)。正直、本当にヒドかったです(笑)」(前出の制作会社関係者)

 ノブコブの吉村をハメるためだけに、「2階から1階へ落下するドッキリアパート」をゼロから建築するなど、ドッキリのクオリティにこだわりぬく『ロンハー』。なんと、韓国でも同様のドッキリハウスを建築したこともある。10年の放送で、ターゲットはフルポンの村上だった。

「韓国でニセ番組の収録をした村上が、共演者とキャバクラで遊んでいたが、そこが実は違法店で、踏み込んできた警察に村上は拘束されてしまう、という前フリのドッキリでした。本格的な護送車で村上らは店から連行されていったので、仕込みではなく本物の野次馬が集まってきていましたね。

 その後、警察署で取り調べを受けるわけですが、恐ろしいことに、警察署そのものが、ロンハーが建設したドッキリハウス。最後に2階の床が抜けて、1階の牢屋に落ちるんです。当時の映像ではんにゃ金田哲(34)が“ロンハーカネかけすぎでしょ!”と驚いていましたが、まさにその通りですね(笑)」(専門誌記者)

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