■高波にさらわれ…

 村上のドッキリ後に、出川の落とし穴ドッキリが2連続で紹介されることになったが、こ2本ともかなり過激なものだった。

「1本目は、02年に放送した、湘南の海でのドッキリでした。4年間の同棲の末破局してしまった元カノのペアウォッチを捨てきれない出川に対して、“事前に連絡した彼女が来なければ、時計は水に流そう”という内容のもの。結果として彼女は来なかったんですが、手紙を預かっていると言って、それを女性タレントが読み上げるんです。出川に“幸せになってほしい”という感動的な内容だったんですが、最後に告げた差出人の名前は“田村淳”。大爆笑となったんですが、スタジオの淳は“あの手紙流せば流すほど、オレの好感度下がる!”“いまは2人の娘のパパだから! ああいうことしないからね!”と、過去のやりすぎを弁解する場面もありました」(番組関係者)

 しかし、彼女についての切ない話もすべてドッキリのための前フリ。桟橋に立って、ペアウォッチを捨てる瞬間、出川の立つ橋の底が抜けるという仕組みだが、その日の海はほぼ嵐、という大荒れの状態。通常の番組なら、間違いなくロケは中止という状況だったが、そこはさすが『ロンハー』。容赦なく出川は、大波の海に叩き込まれてしまった。

「本当に事故映像かと思いましたね。あの荒波にタレントをブチ込むとは、ちょっと考えられない。スタジオで18年前のVTRを見ていた兼近らも“このシケで!?”“出川さんじゃないとできないよ”と口々に言っていましたが、さすがに大シケの荒海はリアクション芸人の出川でも危険すぎる。

 実際、出川は“大丈夫ですか?”と聞かれて“大丈夫じゃねぇよ!”と怒ったあと、何か言おうとしたところで波をモロにかぶり、流されてしまいました。“出川ww”“いまじゃ放送できないだろこれwww”“と、SNSも大盛況でしたね」(前同)

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