麻美ゆまと佐々木優太(下)
麻美ゆまと佐々木優太(下)

 先週に続いて、シンガーソングライターで、“神社巡拝家”の佐々木優太さんとの対談です。すでに1万社以上の神社を巡っておられる佐々木さん。前回は神社巡拝にハマったキッカケから、金運が上昇するオススメの神社を教えてもらいました。週刊大衆の読者として、お金の次は、やっぱり女の子! ですよね。というわけで、今回はモテモテにしてくれる神様がどこにいるのか、聞いてみます(ちなみに対談はリモートです)。

佐々木「週刊大衆の読者の方は戦国武将も好きだと思うんです。武将が大切にした神社で、女性の神様を祀っている所もあります」

ゆま「戦国武将も、やっぱり女好きなんですね」

佐々木「アハハ。まず、すごく有名ですけど、広島県にある『厳島神社』です」

ゆま「海の中に鳥居があるところですね。私も行ったことがあります」

佐々木「厳島神社は平家が大切にした神社なんですね。社殿を大きくするために、平清盛が大金を出したといわれています。ついには、平家の氏神になりました。さらに、そこに祀られている神様は女性で三姉妹なんです。つまり、侍たちが女性の神様を大切にしていた神社と言えるので、男性にはとっておきの神域ではないでしょうか」

ゆま「そうなんですね。ちなみに私が厳島神社に行ったときは、ちょうど潮が引いていて、鳥居まで行けたんです。そしたらそのあと、いいことがたくさんありました」

佐々木「おおっ。祀られている三姉妹の中で一番美人だったのが“イチキシマヒメ”という女神なんです。実は、この“イチキシマ”という名前がなまって、“美しい”という言葉が生まれたともいわれているんです。麻美さんも美しいので、きっと、ご利益があったんでしょう」

ゆま「ウフフ。うれしいです。それに面白い! 神社の名前が語源になってる言葉って、他にもあるんですか?」

佐々木「めちゃくちゃ多いですよ。漢字が入ってくる前から、日本は神社がありましたからね。もっと言えば、漢字が入ってきて、神社や神様にも漢字を当てはめるようになって、生まれた日本語は多いんです」

ゆま「勉強になります。こういう豆知識も披露すると、女性にモテそう。他にも、モテモテになれる神社はありますか?」

佐々木「戦国好きの男性なら、福井県にある『柴田神社』もオススメです。戦国武将の柴田勝家が神様となっている神社なんです」

ゆま「柴田勝家?」

佐々木「えっと。NHK大河ドラマの『江 ~姫たちの戦国~』はご存じですか?」

ゆま「あ、分かります!」

佐々木「江は、柴田勝家の娘なんです。もっといえば、柴田勝家の娘たちは三姉妹で、3人とも美しい姫だったんですね。で、柴田神社の境内に、その三姉妹を祀っている神社もあります」

ゆま「家族で祀られているんですね!」

佐々木「その通りです。柴田勝家は娘たちを、すごく大事にした武将としても有名なんです。だから、モテるとは少し違うかもしれませんが、家族を大事にしたいとか、出世をしたいといった願いを叶えてくれるかもしれません」

ゆま「いいですね。家族を大事にして仕事も頑張ってる男性は絶対モテますよ」

佐々木「あとは、そうですねー。有名すぎますけど、徳川家康を祀っている日光東照宮や、武田信玄が祀られている武田神社なども、男の運気を上げてくれる神社だと思います」

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