■2人は読書好き!

 また、杏と松下は2人とも読書好きという共通点がある。

「杏は、12年には『zakzak』のインタビューで万葉集を読んでいることを明かしていたり、08~19年までラジオ『BOOK BAR』(J-WAVE)で大倉眞一郎と共に1000冊以上の本を紹介したりと、筋金入りの読書好きです。

 たとえば、”『ごちそうさん』で戦争を語り継ぐことの大切さを知った”と、19年の同ラジオで西日本新聞の女性投稿欄「紅皿」に、1954~64年の10年間に寄せられた戦争関係の話題をまとめた『戦争とおはぎとグリンピース』 (角川文庫)を紹介しています。

 一方の松下も、今年3月10日の『ReaderStore』のインタビューで、読書が昔から好きだと明かしています。自身のブログでは、12年に”舞台中は必ず岡本太郎の本を持ち歩く”とつづっていたり、13年には、”好きな作家は?”という質問に島本理生の名前を挙げています。『ナラタージュ』(角川書店)などで有名な作家ですね。

 ただ、杏と違ってブレイクから時間が浅いためか、“最近はいけないと思いつつ演技のことで頭がいっぱいになってしまって、なかなか他からの情報を入れられない状況”とも話しています」(専門誌記者)

 とはいえ、今年4月15日号の『anan』(マガジンハウス)で『東京都現代美術館』を訪れた際は松下はインスタで、

「おうちで読書、どうですか? ananの企画で東京の美術館を巡りました。素敵な企画に参加出来て嬉しすぎた一日なのだった」と、ハッシュタグ「うちで読書」を添えて投稿していたことからも、読書好きそのものは変わっていない様子だった。

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