■「少年隊みたく」の深い意味

 薬丸がTOKIOに送った熱いエール。だがそこには、「長瀬智也(41)に関する“ある報道”が影響しているのでは」と女性誌記者は話す。

「2月27日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、長瀬がすでにジャニーズ事務所を退所を申し出て、来春以降に退所する可能性があると報じています。TOKIOは、まさに薬丸が言っていた“いろんな形でTOKIOが変わるかもしれない”との危機に直面するかもしれないんです。

 薬丸は、情報バラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)にも出演しており、芸能ニュースには明るく、長瀬の退所報道に接する機会もあったはず。今回のTOKIOとの共演にあたっては、そうした報道への意識も当然あったでしょう。薬丸はジャニーズ事務所を辞めた身ですが、事務所との関係は良好ですからね。事務所残留を勧めるのも変だし、退所を勧めるのはもっとマズい。そうした事情もあって、あのような意味深なメッセージになったのではないでしょうか」(前出の女性誌記者)

 さらに、薬丸が出した「少年隊」という名前にも、深い意味があるという。

「TOKIOは、バンドとして活動を行ってきたわけですが、2018年4月に山口達也(48)が不祥事でグループを脱退し、ジャニーズ事務所を辞めました。バンドの要であるベースが欠けたことで、TOKIOの音楽活動ができず、それに不満を募らせた長瀬が辞める、という見方もあります。ベースに加えてボーカルの長瀬まで抜けたら、グループとしての活動はほぼ不可能でしょう。

 薬丸が、2008年以降、グループとしての活動がない少年隊の名前をわざわざ出して、TOKIOの名前を残してほしいと訴えたのは、長瀬の退所によってTOKIOの活動がどうなるかを予想していた可能性もあるんじゃないでしょうか」(前同)

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