■TOKIO以外にも“ゾンビ”が…
薬丸が送ったメッセージは、必ずしもTOKIOだけに向けた話ではないと、ワイドショー関係者は言う。
「言葉は悪いですが、少年隊は存在が形骸化した、いわば“ゾンビグループ”ともとれるでしょう。そうした状態になる可能性は、TOKIOだけでなくNEWSにもあるとささやかれています。
6月19日に手越祐也さん(32)がジャニーズ事務所を退所しましたが、彼はNEWSにとって歌の要だった。手越さんは、ジャニーズJr.のボイストレーナーを担当するほどの歌唱力の持ち主で、NEWSの楽曲は彼があってこそ。小山慶一郎さん(36)、加藤シゲアキさん(32)、増田さんの3人ではキーを下げなくては歌えないそうです。そうなってくると、手越さん抜きでのコンサートは難しく、“ライブは口パクになってしまうのでは……”という心配の声も聞こえてきます。そんな状態でこれまで通り音楽活動ができるとは、考えにくいでしょう」
また、ジャニーズには、さらなるゾンビを生む可能性が迫っているという。
「嵐や関ジャニ∞など、メンバー全員が30代というグループも、ジャニーズ内ではそれほど珍しくなくなってきました。40代まではアイドルとして活動を続けられると思いますが、さすがに、全員50歳を超えてしまうと難しいのではと。メンバーたちが歳を取って、活動できなくなったときに、グループを残すのか、それとも解散するのかを考えるはずです。
しかし、SMAPの解散騒動の時は、ファンだけでなくメディアや国民を巻き込んだ大騒ぎになってしまいました。さらに、過去に解散したジャニーズグループでは、在籍メンバー全員がジャニーズに残り続けた、という例がないそうです。そう考えると、解散よりもゾンビ化。活動はしなくてもいいから、グループを残しておいたほうが、何かと収まりがいいともいえそうです。今後、現在活躍中のジャニーズタレントたちはどんどん歳を取っていきますから、ますます少年隊のようなグループが出てきてもおかしくはないでしょう」(前出のワイドショー関係者)
長瀬の退所説、アイドルの高齢化――薬丸の発言はジャニーズのさまざまな問題を集約した的確なコメントだったのかもしれない。