■北村は本格的なブレイク待ったなし

 7月7日から、火曜22時枠で放送されている『私の家政夫ナギサさん』は、恋愛が本筋ではないが、やはり多部未華子(31)演じる仕事に追われるアラサー女子と、大森南朋(48)演じるおじさん家政夫のナギサさんが展開する“おじキュン”ドラマ。第1話の関東地区世帯平均視聴率は14.2%(ビデオリサーチ調べ)と、好スタートを切っている。

「『カネ恋』も、価値観が正反対の松岡と三浦がどのようなじれ恋を見せてくれるのか楽しみですが、主演2人以外にも、見どころは多そうです。玲子の初恋相手・早乙女健(さおとめ・けん)を三浦翔平が、慶太の後輩でドケチ節約男子の板垣純(いたがき・じゅん)を北村匠海が演じ、恋の四角関係が展開していくようです。中でも期待したいのが北村ですね」(前出の専門誌記者)

 北村はまだ22歳だが、芸能界デビューは9歳。これまでも子役や学生役として、数多くの作品に出演してきた。12年には15歳でNHK大河ドラマ『平清盛』に近衛天皇役で出演している。

「ドラマは主演経験はありませんが、映画方面では17年に『君の膵臓をたべたい』で浜辺美波とW主演を務めて以降、まだ未公開の作品も込みにして6本以上の作品で主演を務めており、実力もビジュアルも申し分ない。今回の“節約と恋愛の両立に苦しむドケチ節約男子”で、一気に大ブレイクするかもしれません。ケチな理由も“学生の弟妹の奨学金も残っていて、両親は働けないから25歳なのに一家の大黒柱”ということですから、見ていて応援したくなります(笑)」(前同)

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