■三浦春馬、役作りのために10キロ以上減量していた
「彼と親交のあった人々が口にするとおり、実際に三浦さんが役作りにかける熱量はすさまじく、2014年放送のドラマ『僕のいた時間』(フジテレビ系)で徐々に筋肉が衰えていく難病の青年を演じた際には、10キロ以上も体重を落としたそうです。また、2016年にブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』日本版に主演した際は、女装したパフォーマー・ドラァグクイーンのローラ役を演じるため、自宅やロケ現場で15センチ超のハイヒールを履いて過ごしていたといいます。地道な努力のかいあってミュージカルの才能を開花させた三浦さんは、第24回読売演劇大賞で新人を対象とした杉村春子賞を受賞しました。2017年には世界の文化に触れるため、仕事の合間を縫ってイギリスに短期留学もしていますし、生前のインタビューなどでも、役者業に関して“妥協は絶対したくない”と強い意志をのぞかせています。そんな非凡なストイックさがあったからこそ、1997年の子役デビューから20年以上の長きにわたって第一線で活躍してこられたのでしょうね」(女性誌ライター)
新型コロナウイルスの影響で3月に東京・日生劇場で予定されていた主演ミュージカル『ホイッスル・ダウン・ザ・ウインド~汚れなき瞳~』の公演は一部中止となってしまったものの、来月26日には2ndシングル『Night Diver』のリリースが、9月からはTBS系ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』への出演が予定されるなど、マルチなジャンルでの待機作が控えていた三浦さん。
死の詳細はいまだ明らかになっておらず、各方面に悲しみと衝撃が広がっている。