■大御所以外は容赦なくリストラ……
民放キー局ディレクターはこう話す。
「テレ朝が放送枠を分割して短い尺の番組を連続して放送するのは、“下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる戦法”。そういった番組の中から、芸人でもアイドルでもいいので、新たなスターを発掘、生み出していきたい。斬新な番組企画を見つけたい、そしてそれをゴールデン帯やプライム帯に昇格させていきたいという思いがあると言われています。
もはやテレビ界で絶対安泰なのは、タモリさんやダウンタウン、ウッチャンナンチャンなどの大御所は別として、千鳥とマツコ・デラックス、そして霜降り明星をはじめとする第7世代のみ。その他のタレントは数字が取れないと判断されたら無慈悲にクビを切られてしまう。それはジャニーズ事務所所属のタレントでも同じです。それぐらい今のテレビ業界は危機に瀕しているということですよね……」
コロナ後に超氷河期を迎えたテレビ界。はたして生き残れるのは――。